国土交通省本省ならびに各地方整備局のDX推進に関わる幹部の皆様が当社にお越しくださいました。
当社では、災害対応や危険箇所での安全性向上を目指し、約2年間にわたり遠隔施工技術(遠隔操縦バックホウ)の実証運用を続けています。これは、ICT施工の一環として、建設現場のDX推進を加速させる重要な取り組みです。
今回の視察では、これまでの取り組みや現場で見えてきた課題を共有し、提案書にて以下の提案を行いました。
- 遠隔施工に対応した制度・基準の整備
- 導入支援策(補助金・税制優遇等)の検討
- 操作性向上に向けたインターフェース標準化
- 通信環境の改善と法的整備
- 遠隔オペレーター育成の教育カリキュラム構築
これらの提案は、特定製品や企業の利益ではなく、建設業界全体の安全性・生産性向上を目指すものです。当社は今後も、官民が連携し、DX推進による持続可能な施工現場の実現に向けて、オープンな議論を進めてまいります。
誰もが安心して働ける建設現場づくりに貢献するため、廣瀬はこれからも挑戦を続けます。





国土交通省大臣官房参事官施工企画室 増竜郎室長へ提案書のお渡し

