国土交通省本省および関東地方整備局の職員の皆様が、弊社の遠隔重機操作システムの視察に来られました。

　視察では、北陸地方整備局発注の河川工事現場に配備された重機を、現場から約20km離れた本社より遠隔操縦している様子をご覧いただきました。実際の工事現場でここまで本格的に遠隔操作技術が活用されていることに驚かれ、感嘆の声を頂戴いたしました。

　意見交換の場では、遠隔システム導入から現在に至るまでの経緯や実情について率直に説明するとともに、i-Construction 2.0の実現に向けた新技術導入の課題、ならびに地方建設業界が抱える諸問題について現場の声を直接届ける事ができ、大変貴重な機会となりました。

　新技術を活用し、十分な成果を上げるためには、数々の課題を乗り越え、試行錯誤を重ねる必要があります。廣瀬の遠隔操作システムが、建設業界の発展や課題解決の一助となれるよう、今後も新たな取り組みに果敢に挑戦してまいります。